愚痴るだけはNG!不満があるなら解決策を
上司や同僚、仕事内容など、職場に対して何かしらの不満を抱いている人は多いですよね。ですが、その不満を漏らすだけでは問題は解決しませんし、悪循環を生むこともあります。
たとえば、仲の良い同僚同士で思いきり愚痴を言い合ったとします。愚痴を言うことでスッキリし、気分を変えて前向きに過ごせるのならば良いのですが、多くのケースでは愚痴を重ねることで不満は連鎖しさらに大きくなっていきます。たとえば、上司の気に入らない点を口に出し、それを聞いた相手が賛同することで、ネガティブな感情は共有され膨れあがっていきます。そうなるとささやかな愚痴はエスカレートしていき、やがてはそれまで気にならなかった点までも嫌なものに思えてくるでしょう。
さらに、こうしたネガティブな感情の共有は一度では終わらずに複数回繰り返されることがほとんどです。これを客観的に考えてみると、「問題の解決」「気持ちの切り替え」といったポジティブなことには向かわず、「ストレスやフラストレーションを積み重ねるだけ」に時間を使っていることになります。これでは、時間の浪費になってしまいますよね。
また、愚痴の言い合いは仕事へのモチベーションの低下に繋がります。時間を浪費し、モチベーションを下げれば、仕事での結果は出にくくなります。そうなると思うような評価は得られず、さらにフラストレーションを募らせるという悪循環におちいってしまいます。そうならないために、何か気になることがあったらそれを解決することを考えるようにしましょう。